入籍済みでも結婚式を行うカップルにとって、招待状の文面は悩みどころですよね。
本記事では、入籍済みカップル向けに、フォーマル・カジュアル・家族婚のフルテンプレート文例を豊富に掲載しています。
さらに、冒頭文や結びの言葉、一言メッセージなど部分別の使いやすい例も紹介。
封筒や返信ハガキのマナー、入籍日と挙式日の自然な書き方も丁寧に解説しています。
これを読めば、迷うことなく相手に感謝の気持ちが伝わる招待状を作成でき、二人らしい結婚式のスタートを迎えることができます。
入籍済みでも結婚式招待状は必要?
入籍後に結婚式を挙げるとき、「改めて招待状を出す必要があるのかな」と迷う方も多いですよね。
この章では、入籍済みでも招待状を送る理由と、その意味を分かりやすく解説します。
なぜ「改めて結婚式」を行うのか
入籍は法律上の手続きであり、社会的にはすでに夫婦です。
それでも結婚式を行うのは、二人の人生を支えてくれた人たちに感謝を伝えるためです。
また、結婚式は「これから夫婦として歩んでいくことをお披露目する場」でもあります。
入籍後の結婚式は、形式よりも想いを伝える機会としての意味が大きいといえます。
| 目的 | 意味 |
|---|---|
| 感謝の表明 | お世話になった方々に直接お礼を伝える |
| お披露目 | 新たなスタートを周囲に報告する |
| 記念 | 夫婦の節目として心に残る時間を共有する |
入籍報告とお披露目の違い
入籍報告は「法的に夫婦になりました」という事実の共有です。
一方でお披露目は、「これからもよろしくお願いします」という気持ちを伝えるためのセレモニー的要素が強いです。
つまり、入籍報告と結婚式は目的がまったく異なるのです。
この違いを理解しておくと、招待状の言葉選びも自然になります。
| 項目 | 入籍報告 | お披露目(結婚式) |
|---|---|---|
| 目的 | 法的手続きの報告 | 感謝とご挨拶 |
| 対象 | 家族・親族中心 | 関係者・友人も含む |
| 文面の特徴 | 簡潔・報告中心 | 丁寧・感謝中心 |
入籍済みカップルが誤解されやすいポイント
入籍済みであることを伝えると、「もう結婚式は済んでいるのでは?」と誤解されることがあります。
そのため、招待状では「入籍は済ませましたが、皆さまへの感謝を込めて式を行います」といった表現で明確に意図を示すとよいでしょう。
入籍済みであることを隠す必要はありませんが、自然に伝えることが大切です。
| 誤解されやすい表現 | より自然な表現 |
|---|---|
| すでに夫婦となりました | 〇月〇日に入籍し、夫婦として新たな生活を始めました |
| 結婚いたしました | 入籍を済ませ、このたび挙式を行う運びとなりました |
入籍済みでも、結婚式は「ありがとう」を伝える場として意味がある。
この気持ちを前提に、次の章では実際の書き方と構成のポイントを見ていきましょう。
入籍済みの結婚式招待状に入れるべき要素
入籍済みのカップルが招待状を作るときは、書くべき内容や表現方法に少し工夫が必要です。
ここでは、入れるべき基本項目とマナー、文体の選び方を詳しく解説します。
入籍日をどう自然に伝えるか
入籍日を招待状に含める場合は、簡潔かつ自然に伝えることが大切です。
例えば、「私たちは〇月〇日に入籍し、夫婦として新しい生活を始めました」と書くと、事実の報告と感謝の気持ちが自然に伝わります。
また、日付は正式な手続きの日に合わせるのが基本です。年号表記を使うと、より改まった印象になります。
| 表現例 | ポイント |
|---|---|
| 〇月〇日に入籍いたしました | シンプルでフォーマル |
| 私たちは〇月に入籍し、ようやく皆様に報告できる日を迎えました | 感謝と報告を自然に組み合わせる |
| 〇月〇日に結婚手続きを済ませ、新たな生活を始めました | 柔らかめのカジュアル表現 |
「結婚報告」と「招待文」の書き分け方
招待状は、入籍報告と招待の文を組み合わせて構成します。
一般的な構成は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 冒頭あいさつ | 時候の挨拶や入籍報告 |
| 結婚式の案内文 | 日時・場所・形式の説明 |
| 結びの言葉 | 出席のお願いと感謝の言葉 |
| 署名 | 新郎新婦の名前と日付 |
入籍済みの場合、冒頭に入籍報告を添えると自然です。文章の順序や表現で違和感がないように注意しましょう。
フォーマル・カジュアルで変わる文体ルール
文体は、招待する相手との関係性によって使い分けます。
- フォーマル:上司・親族向け。丁寧語や敬語を用い、「ます・ございます」で統一。
- カジュアル:友人中心。柔らかい口語表現を使い、親しみやすく。
どちらの場合でも、相手に失礼のない言葉遣いを最優先にしましょう。
| 文体 | 例 |
|---|---|
| フォーマル | 私たちは〇月〇日に入籍いたしました。つきましては下記の通り挙式・披露宴を執り行います。ご臨席賜りますようお願い申し上げます。 |
| カジュアル | 私たちは〇月〇日に入籍しました。日頃お世話になっている皆さんに直接お礼を伝えたく、ささやかな式を行います。ぜひご参加ください。 |
この章を参考に、次は具体的な文例を使ってフルテンプレートを確認していきましょう。
入籍済みカップル向け文例集【完全テンプレート】
ここでは、入籍済みカップル向けの結婚式招待状のフルテンプレートを紹介します。
フォーマル、カジュアル、家族婚の3タイプで、冒頭あいさつから署名までそのまま使える例文です。
フォーマルな文例(上司・親族向け)【フルバージョン】
格式の高い式や親族・上司向けの招待状で使える文例です。敬語や丁寧な表現を重視しています。
謹啓 〇〇の候 皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 私たちは〇月〇日に入籍し、夫婦として新たな生活を始めました。 つきましては、日頃お世話になっている皆様に感謝の気持ちを込め、 下記の通り、挙式・披露宴を執り行います。 ご多用中とは存じますが、ご臨席賜りますようお願い申し上げます。 敬具 日時:〇月〇日(〇曜日)〇時〜 場所:〇〇会場(住所) 新郎:山田太郎 新婦:花子
カジュアルな文例(友人中心)【フルバージョン】
親しい友人を招くパーティー形式に向いた文例です。柔らかく親しみやすい表現で書かれています。
私たちは〇月〇日に入籍し、新しい人生を歩み始めました。 日頃から支えてくれている皆さんに直接お礼を伝えたく、 ささやかながら結婚式を行うことにしました。 ぜひ出席して、ふたりの門出を見守ってください。 日時:〇月〇日(〇曜日)〇時〜 場所:〇〇会場(住所) 新郎:山田太郎 新婦:花子
家族婚・少人数婚向け文例【フルバージョン】
家族やごく親しい方々だけを招く少人数の式向けです。控えめで温かい表現がポイントです。
私たちはすでに入籍を済ませ、穏やかな日々を送っております。 このたび、ごく親しい方々に見守られながら、挙式を行うことになりました。 ささやかな式ではございますが、どうぞ温かく見守ってください。 日時:〇月〇日(〇曜日)〇時〜 場所:〇〇会場(住所) 新郎:山田太郎 新婦:花子
フルテンプレートを用意しておくと、相手に合わせて微調整するだけで招待状が完成します。
次の章では、さらに細かい部分別の文例(冒頭文・結びの言葉・一言メッセージ)を紹介します。
部分別で使える文例コレクション
招待状の各パートで使える短めの例文を集めました。フルテンプレートに加えるだけで、自然で温かい印象に仕上がります。
冒頭あいさつ文の例(季節別)
冒頭は季節の挨拶や入籍報告を簡潔に入れるのがポイントです。
- 春:
「春の訪れを感じるこの頃、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」 - 夏:
「暑さ厳しき折、皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。」 - 秋:
「秋風の心地よい季節となり、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。」 - 冬:
「寒さ厳しき折、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。」 - 入籍報告を加える例:
「私たちは〇月〇日に入籍し、新たな生活を始めました。」
結びの言葉の例(フォーマル/カジュアル)
| 文体 | 例文 |
|---|---|
| フォーマル | ご多用中とは存じますが、ぜひご臨席賜りますようお願い申し上げます。 |
| カジュアル | お忙しいとは思いますが、ぜひ一緒にお祝いしていただけると嬉しいです。 |
| 少人数・家族婚 | ごく親しい皆様に囲まれながら、心温まるひとときを過ごせれば幸いです。 |
一言メッセージ文例(相手別)
本文に添える手書きの一言で、さらに気持ちを伝えやすくなります。
- 上司向け:
「日頃のご指導に感謝し、ぜひ直接お礼をお伝えできればと思います。」 - 友人向け:
「皆さんに会えることを楽しみにしています。ぜひ一緒にお祝いしてください。」 - 親族向け:
「これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。」
この部分別文例を組み合わせることで、フルテンプレートを自分たちらしくカスタマイズできます。
次の章では、封筒や返信ハガキなど、招待状周りのマナーを確認していきます。
封筒・返信ハガキ・宛名書きのマナー
招待状を送る際、封筒や返信ハガキの扱いも大切です。形式を守ることで、相手に丁寧な印象を与えられます。
封筒の書き方(旧姓の扱い方)
封筒の宛名は、新郎新婦の連名で出すのが基本です。入籍後は新姓を使って表記します。
- 新姓のみ:
「山田太郎・花子」 - 旧姓を添える場合(友人や職場で旧姓が広く知られている場合):
「花子(旧姓 佐藤)」
旧姓を入れる場合でも、あくまで補足的に表記するのが自然です。
返信ハガキの言葉づかい・デザインマナー
返信ハガキは、基本的に一般的な結婚式と同じ形式で問題ありません。
「ご出席」「ご欠席」の選択肢を設け、余白に「お祝いの言葉」や「メッセージ」を書けるスペースを残すと親切です。
- 文面例:
「ご出席いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。」 - 余白の活用例:
「当日お会いできるのを楽しみにしております。」
返信ハガキのデザインは、招待状の雰囲気に合わせて統一すると好印象です。
封筒や返信ハガキのマナーを押さえることで、文章だけでなく見た目からも丁寧さが伝わります。
次の章では、入籍日と結婚式日が離れている場合の書き方ルールを確認します。
入籍日と挙式日の書き方ルール
入籍日と結婚式日が離れている場合、招待状の文章で自然に伝えることが重要です。
ここでは、表現の工夫と日付表記のマナーを解説します。
「入籍から期間が空いた」ケースの自然な表現
入籍から挙式まで時間が空いていても、正直に伝えつつ、違和感のない文章にすることがポイントです。
- 例文1:
「私たちは〇月に入籍し、ようやく皆様にご報告できる日を迎えることとなりました。」 - 例文2:
「入籍後しばらく経ちましたが、日頃お世話になっている皆様に直接お礼を伝えたく、このたび結婚式を行う運びとなりました。」 - 例文3(カジュアル):
「〇月に入籍しました。少し時間が経ってしまいましたが、ぜひ皆さんと一緒にお祝いしたいと思います。」
正式な日付・年号表記の注意点
日付は正確に書くことが大切です。公的手続きの日付に合わせるのが基本です。
- 西暦表記:2025年5月10日
- 和暦表記:令和7年5月10日
- 曜日を入れると親切:2025年5月10日(土)
入籍日と挙式日を両方書く場合は、文章内でつなげて自然に表現すると読みやすくなります。
例えば、「〇月〇日に入籍し、このたび〇月〇日に挙式を執り行います」といった形です。
これで、日付の扱いや期間が空いた場合の文章もスムーズに整理できます。
次の章では、よくある質問とNG例をまとめます。
よくある質問とNG例文集
入籍済みカップルが招待状を作るとき、よくある疑問や避けたい表現についてまとめました。
事前に確認しておくと、失礼や誤解を防ぎやすくなります。
「入籍済み」と書かない方がいいケース
相手によっては、入籍済みであることをあえて強調しない方が自然な場合があります。
- 既に結婚式の話が知られている場合
- 非常にカジュアルな友人同士の集まりで、入籍日が重要でない場合
- 招待状全体をシンプルにしたい場合
このような場合は、文章を「結婚式を行う運びとなりました」とまとめるだけでも十分です。
避けたい表現・失礼な言い回し
- 「もう結婚していますが…」
→不要に先行事実を強調する表現は避ける - 「今さらですが…」
→カジュアルすぎて誤解されやすい - 「入籍してから長く経ちました」
→期間を強調するとネガティブな印象になることがある
「お披露目パーティー」向け文例の調整方法
カジュアルな集まりで「お披露目パーティー」と表記する場合は、文章も柔らかく親しみやすくします。
私たちは〇月〇日に入籍しました。 日頃からお世話になっている皆さんに感謝を伝えたく、 ささやかなパーティーを開くことにしました。 ぜひご参加いただき、一緒にお祝いしてください。
NG例を避けつつ、相手に合わせた表現にすることで、入籍済みでも自然で温かい招待状になります。
次の章で、この記事のまとめと最終的なポイントを整理します。
まとめ|入籍済みでも感謝が伝わる招待状を
入籍済みの結婚式招待状では、形式だけにとらわれず、感謝の気持ちや想いをどう伝えるかが最も重要です。
今回ご紹介したフルテンプレートや部分別文例を活用すれば、相手に合わせた柔軟な文章を作ることができます。
形式より「想い」を大切にする
招待状は、単なる報告文ではなく、日頃お世話になった方々へのお礼とお披露目の場です。
文章の冒頭・結び・一言メッセージのいずれにも、心のこもった表現を加えることで、より温かい印象になります。
二人らしい言葉で温かく締めくくるポイント
- 入籍報告と招待文は自然につなぐ
- フォーマル・カジュアルは相手に合わせて選択
- 手書きの一言メッセージで個性や感謝を表現
- 封筒や返信ハガキも文章と統一感を持たせる
この記事を参考に、入籍済みでも心が伝わる招待状を作成し、皆さまと特別な時間を共有してください。

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